壁にぶつかっている君へ 本気、謙虚、全力、みんな同じ目標に立ち向かう、出会いは必然

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私は二人とも好き。
岡田氏の著書は以前も読んでいる。その時のきっかけは、岡田氏の精神面への意識を知りたかったから。W杯の監督で結果が出せなかっときメディアに猛烈な批判を受けた、その中でもベスト16という結果を出してきた。自身の精神面をどのようにコントールしていたか、あのときどうのように考えていたか。





最初から何もかもがうまくいく人なんていいない。失敗したり挫折したり、時に不安で眠れなかったり…。



プレッシャーに打ち克ち、結果を残してきた裏には、共通する信念があった。実は順風満帆に進んできたわけではない二人が、人生の「試練」の意味を問う。


『人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ』(王貞治 岡田武史、幻冬舎新書)
著者は王貞治氏と岡田武史氏の会談で進められる。

王 貞治(読売巨人軍永久欠番「1」、1977年に世界記録となる通算756号本塁打を打ち、初の国民栄誉賞受賞、引退後は読売巨人軍と福岡ソフトバンク(ダイエー)で監督、2006年第一回WBC日本代表監督となり優勝)

岡田武史(1998年フランスW杯に初出場の日本代表監督、コンサドーレ札幌、横浜Fマリノスの監督、2010年南アフリカW杯で再び日本代表監督) 




前回の著者では、岡田氏でも緊張はするしストレスで体調を崩すことはあるという、プレッシャーの度合いは全然違うだろうけど私と同じだと感じた。

この著書を選んだのは、壁をどのようにぶち壊してきたのか知りたかったから。
気になった箇所を抜き出していく。



岡田 練習のときからどれだけ本番を意識できるかどうか、ですね。
王 練習と本番は別のものでなくて、つながっているんです。少年野球でもあろうとプロ野球であろうと。それは変わりません。練習をどれだけ高いレベルでできるか。


私はあるスポーツをしている。遊びではあるが向上心をもって練習に励んでいる。あるチームメイトのように上手くなりたくて、彼を観察していたら、序盤の序盤の練習で息を切らしていた。「バテるのが早すぎだろ(笑)」と周りからは笑われていたが、彼はアップ前の個人練習から全力。

さすがにウォーミングアップ前から全力で1on1はやりすぎだと思うけれど、チーム全体の能力が低くてもそれに合わせず自分の課題に全力に打ち込むことはいいこと。

パス回しの練習でもオフェンスだけだとパスコースが甘かったり、勢いが緩かったりする。気を抜いた練習は本番では通用しない、練習でも本番を想定して行えるかどうか。



 
王 じっとして行動を起こさなければ成功も失敗もなく、誰からも何もいわれずに済みます。

「嫌われる勇気」にも似たようなことが書かれていたと思う。「想像の中で生きている」(?)、実際に行動に移さなければ成功も失敗もない。「可能性の中に生きている」(?)だったかな。



岡田 森信三という哲学者であり教育学者だった人が、「人というのは、出会うべき人に必ず出会う。一瞬たりとも遅からず、一瞬たりとも早からず」ということを著書に書いています。

そういう出会いも、僕はすべて必然だと考えています。そう考えるほうが前向きにおつき合いできるし、よけいなことで悩まなくてもいい。


仕事の連絡をしても反応がない人に、不躾なやつだ と思うことがある。「出会うべき人」だと思えば、私の連絡する時間帯、メールの文面、何か私に原因があるのでは?と振り替えて次に生かせる。



岡田 チームの目標であれば、それを全員が本気で信じられないとだめです。全員が同じ目標に向かって、本気でチャレンジするというのは、そう簡単なことではありません。でも、それができたら、すごいことが起こるんです。


W杯日本代表に帯同していたシェフの書著で、シェフ「自分に何ができるか」と自分自身に問うたと書かれていた。私は調理するだけでしょ、と冷めた感じで思っていたが、その時の岡田氏は選手と監督だけでなく、チームスタッフ全員が同じ目標に本気で向かっていた。そんな監督とコミュニケーションをとっていたらシェフとして何ができるか、考えるのは自然。



岡田氏は座禅を習っている和尚さんに、「傲慢」と言われ「毎日、何か頭を下げるものをつくりなさい」と言われ、自宅に仏壇をおいて毎日先祖を拝むようにしている、また「掃除をしなさい」と言われれば、毎朝、自宅の前をちりとりと箒で掃除をしているという。
最初の頃は近所の人がゴミ出しに来ると、恥ずかしくて隠れていたという。



参考サイト
Amazon 『人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ』(王貞治 岡田武史、幻冬舎新書)
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